羽田野第二牧場では、アニマルウェルフェアの考えを採用し、
牛にとってのストレスフリーな環境を目指しています。
一貫肥育を行い、誕生からお肉に変わるまでの期間、
牛に寄り添い、常に牛にとっての生活しやすい環境を心がけています。
アニマルウェルフェア(Animal Welfare)とは
欧州発の考え方で、日本語訳すると動物福祉と呼ばれています。牛に心を寄り添わせ、ストレスをできる限り少なく、牛にとって快適で健康的な生活ができる飼育方法をめざす畜産のあり方です。
安心できる生活環境へのこだわり
牛も人と同様、病気にかかります。病気が悪化し命を落としてしまうこともあります。そうならないために羽田野第二牧場では、徹底した衛生管理を行っています。寝床の定期的な交換、換気や毎日の清掃、牛がぐっすり眠れるようなきれいな環境を心掛けています。
牛が喜ぶ、ご飯とお水へのこだわり
牛の生活にとっての楽しみであるご飯。より美味しく食べてもらうために羽田野第二牧場ではメーカと共同開発したモネンシンフリー飼料を採用しています。自社生産した数種類の牧草と、大麦やトウモロコシなどの穀類を牛の成長に合わせ配合しています。
お水も地下100mから汲み上げる美深町のおいしい水を毎日たっぷり飲んでいます。
関係性作りへのこだわり
牧場に来てすぐの牛は人に慣れていないため、スタッフが近づくと怖がります。そのため、牛と良い関係を築くためにはどうすれば良いかを考え、接してきました。そこで、羽田野第二牧場では「一貫肥育」を基本とした育成方針を掲げています。
誕生からお肉に変わるまでの期間を共に過ごします。生活する期間が長くなるに連れ、人にも慣れ近づいても怖がらず逃げなくなります。
牛にとっての良い生活を思った結果、この考えに至りました。